[実施日時] 2021年10月20日(水)
[学 年] 1年生
[講 師] 小松沢 早桐
授業の概要
学校独自の5時間のがん教育プログラムの一環として「体験談」の授業を担った。生徒たちは授業受けたり、自ら情報収集を行った上で、当事者の体験を聞き、さらに「がん患者を含め誰もが暮らしやすい社会とは」というレポート発表が課されている。生徒たちが考えるヒントとなるよう体験をしっかり伝えられるよう組み立てた。この日は同校卒業生の当会理事も参加した。
授業の評価
授業の感想より
あまり患者さんの声を聞く機会がなかったので身になった。何をするにも年齢は関係ないということも分かったし、マイナス要素しかないというわけではない、ということを知れたので、自分が患ったときに少しでも落ち着いて対処出来る様にしたいと思った。また、周りの人への配慮や自分の周りにいた時にどう対応すべきかということも分かって良かった。
ハキハキと喋られているからこそ辛い思いをされたのかなと感じました。経験されていることを話していただいたのでより理解が深まりました
講演を聞き、がん患者は自分の命の心配の他に、家族への相談の仕方や仕事を続けられるかどうか、乳癌では自分の体の形がどう変わってしまうかなど、心配なことが沢山あることを知りました。特に印象的だったのが、「メスを入れない」という保険適用外の治療を受けそうになったという話でした。多くの情報が得られることにより逆に危険であることが知れました。また、当事者よりも冷静に周りが助けることが大事だと思いました。
保健の授業中に自分でがんについて調べた事があったが、情報量が多く整理がつかなっかたし生の声ではないのでただがんについての知識をつけるだけの時間になってた。今回は実際に経験をした方のお話だったので、ネットの記事よりも深い内容で興味深かった。がんを告知されたときは、頭が真っ白になったと言っていたのに今では私たちの前で明るく経験を話せるぐらいまで気持ちや精神が戻ったのが凄い事だと思った。
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